「肩衝」、それは高取焼の技術の最高峰。
数々の武将達が全てを捧げ、
欲した美しさと技がここにあります。
江戸時代から伝わる陶土、九州産の天然釉薬、
代々一人の後継者にのみ伝えられる技術。
奇跡の三位一体が、高取焼を唯一無二の存在にします。
茶陶の芸術性を極めるために
陶工は、工程の一つ一つに自らの感性を注ぎこみ
さらなる技の練磨を重ねます。
伝統を守りながら、革新的表現に挑み続ける。
400余年の歴史を基盤に、温故知新を旨とする
代々の味楽たちの作品をご覧ください。
芸術的な茶道具で客をもてなす日本人の美意識。
15世紀後半に茶の湯が確立されて以降、茶陶には
長い歴史をかけて磨き上げられた背景があります。